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"従業員の借金問題への対処"。
...こんなことにも人事部が携わることがあります。
基本的には、従業員が借金をしても
しっかり期限までに返済していただければ
会社がそれを知ることはありません。
だだし、期限までに借金を返済しない場合は
別です。
従業員が借金を返済しない場合、
会社宛に"給与の差し押さえ通知"が届きます。
要するに、"この人お金返してくれないから、会社のお給料、
本人じゃなくてこっちに払ってね！"という通知が来るんですね。
それが届いたら、まず従業員に事実を確認し、"お給料から返済しますからね〜"と
事前に伝えた上で、返済に対応する形になります。
これで"わかりました"と言ってくれる従業員ばかりだといいのですが...。
"そんなことされたら生活できないじゃん！"
なんて文句を言われたり、
"お給料の前借りさせてよ"
なんてお願いをされたり、なかなか一筋縄ではいかないこともあります。
ここで"そもそも返さないのが悪いんです！"
なんて言ったらケンカになってしまいますし、
"友人の借金を肩代わりしてて..."
など皆さんいろいろな事情があります。
"大変でしたね"、"困ったら相談してくださいね"と、
従業員に寄り添ってあげるのも人事部員の大きな役目かなと思います。
ちなみに、労働基準法で、給与の前借りが認められているケースもあります。
ただし、災害や出産、結婚、病気など特別な事情がある場合で、
かつ、すでに働いた分のお給料しか支払わなくていいよ。
という要件があります。
借金をした理由もしっかり従業員にヒアリングして、
会社でサポートできることがないか考えてあげるのも、人事部の役目ですね。
長くなりましたが、
”へ〜、人事部そんな仕事もしてるんだ〜”と思っていただけたら嬉しいです！
それでは皆さん、今日も無理せず頑張りましょう〜
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