会社員ぱぴ子の日常~出産・育児とお金と趣味~

現在産休・育休中の人事部員です*丁寧な暮らしがしたい*妊娠・出産・制度・趣味など日々の暮らしを綴っていきます*

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【何してるの?】人事部のお仕事

 

 

 

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人事としてのキャリアアップ【人事プロパートナーズ】

 

 

 

突然ですが、皆さんは、”人事部の仕事”と聞くと、何を思い浮かべますか?

 

採用説明会、面接官、研修のような、

人前で話す仕事を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

 

実は、これらは実際の人事部の仕事のほんの一部なんです。

この記事では、”人事部って何やってるの?”という皆さんの疑問が

少しでもクリアになればいいな、と思って書いていきます!

 

 

◆人事部の仕事って?

 

人事部の仕事は一言でいうと、”人に関わる仕事すべて”です。

主な仕事例を下記で見てみましょう。

 

  1. 採用・教育に関わる仕事
  2. 人事異動や昇進・降格に関わる仕事
  3. 従業員の健康・安全に関わる仕事
  4. 人事制度や就業規則の改定に関わる仕事
  5. 労務管理や給与計算に関わる仕事
  6. 従業員の入職・退職・休職に関わる仕事
  7. 福利厚生に関わる仕事
  8. 社会保険や労働保険、年末調整(税)に関わる仕事  など

 

え~よくわからないけどたくさんあるな~。という感じですよね。笑

では、具体的にどんな仕事か見ていきましょう!

 

 

◆具体的にどんな仕事?

1.採用・教育に関わる仕事

こちらはイメージがつきやすいかもしれませんね。

採用については、新卒採用説明会・インターン・面接の実施、そのほかに、

中途採用の面接なども行っています。また、内定式の準備や、入社式の準備、

当日の司会・進行なども人事部で実施することも多いですね。

(会社によっては、外部にお願いする場合もあるかもしれません。)

 

2.人事異動や昇進・降格に関わる仕事

会社には”人事異動”というものがあります。”転勤”や”部署異動”というと

わかりやすいかもしれませんね。

人事異動の取りまとめや従業員への発表に加えて、転勤する従業員への案内や、

引っ越し業者・物件の紹介などまで幅広く対応する場合もあります。

”昇進”はわかりやすく言うと”出世”です。”降格”はその逆ですね。

昇進には試験を伴うことも多いので、その対応や、本人・上司へ結果の案内を

したりします。また、昇進・降格をすると給与(給料)が変わりますよね。

そういった、従業員の処遇に関わる部分も漏れなく対応しています。

 

3.従業員の健康・安全に関わる仕事

従業員に健康診断を受けさせることは、実は会社の”義務”として法律で決まって

います。そういった健康診断の準備も人事で行うこともあります。

また、”健康”といっても、体の健康だけでなく、心の健康も大事ですよね。

従業員のメンタルヘルスケアも人事部の大きな仕事です。具体的には、

ストレスチェックという、どのくらいストレスを抱えているかを測る

アンケートのようなものを実施したり、悩んでいる方への相談窓口を

担当したりしています。

また、万が一ハラスメント(セクハラやパワハラなど)があった場合には

聞き取り調査や指導を行ったり、ひどいときには部署異動をさせたり、

職場の環境改善も行っています。

”安全”については、工場や建設現場だとイメージしやすいかもしれませんね。

業務中にケガをする従業員がいないように、安全巡回を行なったり、現場の

作業員に「その作業方法だと危ないよ!」指導したりすることも人事部が

関わっています。

 

4.制度や就業規則の改定に関わる仕事

会社には”就業規則”という、働く上でのルールブックのようなものがあります。

学校でいうと”校則”のようなものですね。

これは、法律が変わったり、会社の制度が変わったりすると、変更しなければ

なりません。

例えば”業務中は必ず会社に来なければならない”というルールがあったとします。

でも、国や会社の方針が変わって”テレワークを推奨しましょう!”となったら、

矛盾が生じないように、就業規則の文言を変えなければならないというわけです。

他にも、会社の方針や法律の改正、従業員の要望に合った制度を考えたり、

作ったりすることも人事部の仕事です。弁護士や社会保険労務士に相談しながら

実施することもありますね。

 

 

5.労務管理や給与計算に関わる仕事

先ほど従業員の安全についてお話しましたが、実際にケガをしなくても、

仕事のしすぎで原因で体調を崩してしまう方がいます。

非常に残念ですが、”過労死”問題は今でもしばしば話題にのぼりますよね。

それを防ぐために、労働時間が長すぎる人をチェックしたり、

有給休暇をきちんととっているか確認したり、必要に応じて産業医の先生に

面談してもらったり…といったことも、人事部の仕事の一つです。

また、労働時間の管理は給与にもかかわってきます。残業代や休日出勤手当、

深夜勤務手当をしっかり反映したお給料が従業員の方に支払われるように、

従業員の方がどのくらい働いたか?何位まで働いたか?サービス残業をして

いないか?という細かい部分までチェックをしています。

 

6.従業員の入職・退職・休職に関わる仕事

従業員の方にとって、入社したその日はドキドキで不安な状態ですよね。

そんな、新規の入職者に対して会社の制度説明や必要書類の案内をしてあげる

のも人事部の仕事です。

また、定年や自己都合で退職される方、病気や出産で休職される方も、その後の

生活が少しでも安心できるように、退職金の説明や休職中の会社からのサポート

などを案内しています。

 

7.福利厚生に関わる仕事

会社には”福利厚生”と呼ばれる従業員が受けられるメリットやサービスが

用意されていることがあります。

例えば、インフルエンザのワクチン接種が無料で受けられたり、フィットネス

ジムを会員価格で使えたり…。会社によって様々です。

この福利厚生制度を従業員が使えるように運営したり、利用の促進をしたり

といった仕事も人事部が主となって行っています。

 

8.社会保険や労働保険、年末調整(税)に関わる仕事

最後に挙げるのが、社会保険や労働保険、年末調整など実務に関する仕事です。

会社には、国やその他の機関から”いつまでに提出してね!”とお願いされる

書類やデータが意外とたくさんあります。

社会保険月額変更届や労働保険の申告、年末調整が終わった後に提出する

給与支払報告書などはその一部です。

それらの書類を出さないと、もらえるはずの給付金をもらえなかったり、

税金の優遇を受けられなかったり…といった、会社や従業員にとって不利益が

起こってしまう場合があります。

スケジュールに遅れないように書類やデータの作成・提出をすることも、

人事部の重要な仕事です。

 

◆まとめ

皆さん、どうでしたか?

”意外に人事部、仕事してるじゃん!”と思いましたでしょうか?

人事部の仕事は”人に関わる仕事すべて”なので、本当に幅広いんです。

 

もちろん今回の内容は一例です。”もっと他の仕事もしてるよ!”という会社も

あれば、”その仕事は他の部署でやってるよ…”という会社もあるので、あくまで

参考までに見ていただけたらな、と思います。

 

今後の記事では、「具体的にどんな仕事をしているのか?」、

「こんな仕事もしています!」という内容をたくさん書いていきたいと

思いますので、興味があればぜひ覗いてみてくださいね。

 

それでは皆さん、明日からもほどほどに頑張りましょう~

 

 

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