会社員ぱぴ子の日常~出産・育児とお金と趣味~

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【無痛分娩レポ】本当に無痛?初産だと難しい?入院から出産までの記録公開!

※本レポートには出産の様子や病院での処置について記載がございます。苦手な方はご注意ください。

◆はじめに

今年の夏に第一子を出産したのですが、実は無痛分娩でお産をしました。

今回は、無痛分娩にするか迷っている方、無痛分娩って実際どんな感じ?という方のために、実際に無痛分娩をした感想を正直にご紹介したいと思います!

”入院から出産までどんな感じで進むの?”、”本当に無痛?”、”初産だと難しいってホント?”など、皆さんの疑問の解決に少しでも参考になったら嬉しいです。(痛みの程度などは、医学的な根拠によったものではありません。あくまで私の体験談として読んでいただければ幸いです。)

 

◆無痛分娩って?

無痛分娩とは、麻酔で陣痛の痛みを無くす(和らげる)出産方法です。その他、会陰切開時やその傷の縫合、胎盤を出す処置の際も麻酔が効いた状態で痛みを無くす(和らげる)ことができます。(麻酔の効き方には個人差があるようなので、あくまで私の場合です。)

 

◆無痛分娩に決めた理由

血圧が高い方や持病がある方の中には、出産時にいきんだり長時間の陣痛に耐えたりするのが難しく、医師から無痛分娩を勧められる場合もあるそうです。

私が無痛分娩にした理由は、こういった持病の影響などではなく、"出産時の痛みをなくしたいから"でした。

無痛分娩をするために、ママも赤ちゃんも麻酔の影響を少なからず受けますので、しっかりと事前に情報収集し、医師の説明を受けた上で責任を持って決める必要があります。ただ、"すべての出産は元々命懸けでリスクがあること"ですし、ケガや病気の手術で麻酔を使うのと同じように、”出産だって取り除ける痛みは取り除きたいという思いがあり、無痛分娩に決めました。

また、”我が子誕生の瞬間を、気持ちに余裕を持って噛み締められたらいいなと思ったのも理由の一つです。私の場合、”痛みが勝って誕生を喜んでいる余裕がないのではないか?”と思ったので、その点でも無痛分娩にしたいと思いました。 

◆無痛分娩の流れ〜入院から出産まで〜

無痛分娩の流れはこんな感じでした。1.出産日を事前に決めた計画無痛分娩である 2.陣痛がある程度強くなってから麻酔を入れている(麻酔を早く入れすぎると陣痛が来なくなってしまうため) という2点を前提に見ていただければと思います。(陣痛が入院日よりも早く来てしまった場合は、無痛ではなく通常通りの分娩になる予定でした。) 

~1日目~

13:00 入院

14:00~点滴・書類記入・説明を受ける

16:10 手術室にて、麻酔の針を背中から入れてもらう(助産師さんも優しく声掛けしてくれ、採血でチクッとする程度の全然大丈夫な痛みでした。)この日は様子見。

~2日目~

8:40  子宮口があまり開いていなかったため、広げるためにバルーン挿入(痛みはほぼありませんでした)

9:40  陣痛促進剤開始・不規則な腹痛(生理痛くらい)

10:30 助産師さんにアロマを焚いてもらう

11:00 腹痛強まる

12:00 腹痛弱まる

14:00 助産師さんに足湯マッサージしてもらう。腹痛強まる

16:00 陣痛がまだ弱いので次の日へ持ち越し。陣痛促進剤を止める入れていたバルーンを外す

16:30~お菓子や夕食を食べて就寝(麻酔の針が入ったままなのでお風呂は入れず)

 

~3日目~

8:30 促進剤開始

9:50 DVD見ながら、陣痛促進のためにスクワット

11:30 お腹に張りが出てくるが痛みはなし

12:30 痛みが強くなり始める(重い生理痛くらい)

13:00 助産師さんに足浴と足ツボを押してもらう。痛みが強くなる

13:30 痛みがさらに強くなり、声を出さないと耐えられない程度に。子宮口が7~8cmくらいまで開く。麻酔を準備

14:15 麻酔の薬が効くまで痛みに耐える(一番辛い時でした。)途中、赤ちゃんの元気がなくなってきてしまい、酸素マスクをつけました。

14:45 赤ちゃんの元気が回復。麻酔がきき始め、痛みが少し和らぐ

15:00 子宮口がほぼ全開に。立ち会いのため夫を呼ぶ

15:30 夫が到着。麻酔が効き、痛みがほぼなくなるいきむ練習をする

16:30 赤ちゃんの元気が再びなくなってくる。会陰切開&吸引で早く外に出してあげることに

17:00頃 ついに誕生!(痛み全くなし!)

~19:00ベッド上安静・会陰縫合・麻酔の針を抜くなどの処置(痛み全くなし)。写真撮影&家族にテレビ電話

19:30 夕食

21:00 就寝(初日は母子別室)

以上です!

 

◆無痛分娩を実際に経験した感想

1.全然”無”痛ではない!!

2.産まれる瞬間、穏やかな気持ちでいられる!

3.痛みがないのでいきむのが難しい!

4.やっぱり我が子は可愛い!

 

1.全然”無”痛ではない!!

まず声を大にして言いたいのは、全然”無”痛ではない!!ということです。麻酔が効いた後は(私の場合)本当に”無”痛だったのですが麻酔が効くまでの数時間は普通に陣痛に耐えました。私の場合、急にお産が進んで陣痛が強くなるスピードが速かったので、麻酔が効き始めるタイミングが少し遅れてしまったようです。(このケースは周りの友人でも結構多いようです。)もちろん医師から事前に、”ある程度まで陣痛が来てから麻酔を入れるよ”と説明してもらっていたので心の準備はできていました。ただ、””無”痛分娩という名前だけで、全く痛みがなく産めるんでしょ?”と思っている方は、少しイメージと違うかなと思います。

 

2.産まれる瞬間、穏やかな気持ちでいられる!

産まれる瞬間は麻酔が効いていて、痛みが全くありませんでした。なので、気持ちに余裕を持った状態で我が子の誕生を見届け、噛み締められたのがとっても良かったです!

 

3.痛みがないのでいきむのが難しい!

今回初産だったせいもあるかと思いますが、陣痛がない状態だといきむのがとても難しかったです。助産師さんは”うまくできてるよ~!”と言ってくれましたが、感覚があまりない中でいきむのは、特に初産の私には正解なのかがわからず、難しいと感じました。(特に我が子は頭が大きめだったらしく、吸引してもらわなければ自力で産めていたか自信がありません…)

 

4.やっぱり我が子は可愛い!

”痛みに耐えて産んだからこそ我が子は可愛く思えるんだ!”という方がいますが、無痛分娩で産んでも、我が子はとんでもなく可愛く、何にも替え難い存在です。どんな形で出産したとしても子どもへの愛情は変わらないと思います。最近では無痛分娩や新たなお産スタイルなど選択肢が増えていますよね。日本でも、”お産は人それぞれ”という考え方が隅々まで浸透するといいな、と個人的に願っています。

 

◆まとめ

無痛分娩を実際に経験した体験談や感想を書かせていただきました。今回の記事はあくまで私の体験談ですので、全員に共通するものではないとは思いますが、少しでも無痛分娩に関心がある方のお役に立てれば幸いです。出産の形や理想は人それぞれです。周りの方の意見は気にせず、ご自身の納得のいく出産にできるといいですね☆

↓陣痛が予定より早く来た時のため、病院にもっていく荷物も用意していました↓

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