◆はじめに
最近ニュースでも取り上げられていましたが、2023年4月~”出産育児一時金”が増額されましたね。
今回は、”出産育児一時金って何?”、”誰がもらえるお金?”、”いつもらえるの?”など、解説していきます!
↓出産育児一時金以外の妊娠・出産に関する制度もわかりやすくまとめています↓
◆出産育児一時金って?
”出産育児一時金”は、健康保険の被保険者・被扶養者が出産した時に出産費用としてもらえるお金です。
つまり、所得補償ではなく出産費用としてもらえる一時金なので、自分で健康保険に加入している女性も、配偶者の扶養に入っている女性も受け取れるお金になります。
◆もらえる金額は?
1児につき50万円(双子以上の場合、出産児の数だけ)が支給されます。※参加医療補償制度に加入していない医療機関で出産した場合等は1児につき48万8千円が支給されます。
※23年4月より、42万円⇒50万円に増額されました。
◆医療機関での支払額はタダになる?
出産費用が給付金額内に収まっていれば、病院での精算時に出産費用の支払いの必要はありません。ただし、出産費用が給付金額をオーバーしている場合は差額の支払いが必要です。
都内の医療機関では出産費用の平均が2020年時点で50万円弱となっています。ただし、医療機関により差が大きいので、事前に確認しておくことをおすすめします。
また、ランドリー費用やテレビ・着替え費用などの雑費は自己負担となりますので注意が必要です。
◆いつもらえる?
医療機関での出産時、出産費用と相殺する形で受け取れます。相殺するためには、医療機関への”直接支払制度”の事前申込が必要です。(出産時の医療機関への提出書類に含まれている場合が多いです。)
”直接支払制度”を利用しない場合は、一度費用を立替え、事後に支給申請をすることも可能です。
◆最後に
出産育児一時金が増額され50万円となりましたが、皆さんはどう感じましたか?出産・育児以外の社会保障制度への対処も必要ですが、出産を望む誰もが不自由なく出産・育児ができる社会になると良いな~と個人的には思っています。
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